ChatGPTを試してみた人の中には、質問に対して満足のいく回答が得られないと感じる人もいるかもしれません。その原因は、質問の仕方にあるかもしれません。ここでは、ChatGPTに質問する際の基本的なテクニックを3つ紹介します。これらを実践することで、「使えない回答」を回避し、より良い対話を引き出すことが出来ます。
条件を指定する
1つめのテクニックは「条件を指定する」です。
「条件を指定する」ための例文としては、以下のようなものがあります。
- 箇条書きで○つお願いします。
- ○文字以内で教えてください。
- 短く説明してください。
- ○文字以上で説明してください。
- ○つの回答をお願いします。
特に「○文字以内で教えてください。」や「○文字以上で説明してください。」という指定は効果的です。
追加情報を指定する
2つめのテクニックは「追加情報を指定する」です。ChatGPTは、前の質問に続けて別の質問をしても、これまでの文脈を踏まえた回答を返してくれます。人間同士の会話と同じように、補足情報を求める質問だと考えればよいです。
「追加情報を指定する」ための例文としては、以下のようなものがあります。
- あと○つ挙げてください。
- ほかにも教えてください。
- 具体例で説明してください。
- 事例を挙げてください。
- 悪い例を教えてください。
先ほどの「条件を指定する」で得た回答に対して、以下の例では「あと3つ挙げてください。」と質問すると。前の質問を踏まえて、追加で3つの回答を引き出すことができます。
表現方法を指定する
3つめのテクニックは「表現方法を指定する」です。これは、ChatGPTが生成したテキストをベースに、自分が使うための文章を仕上げたいときに便利なテクニックです。
「表現方法を指定する」ための例文としては、以下のようなものがあります。「学校の先生のように」「プロの編集者のように」と、何らかの役割を与えるのもコツです。
- 子どもでもわかるように教えてください。
- 学校の先生のように教えてください。
- ビジネスでも使えるように答えてください。
- プロの編集者のように書いてください。
- ○○のように話してください。
ChatGPTのプロンプト超入門として、基本的な質問のテクニックを3つ紹介しました。質問の仕方をちょっと工夫するだけで、得られる回答が大きく変わってくることが実感できるのではないかと思います。また、回答に不満があれば、繰り返し質問してみるのも良い方法です。
ぜひ試してみて下さい。