独立した複数のシステムを連携して経営効率をあげる。Kintoneとマネーフォワードを連携した支援事例のご紹介。

• 2022/11/04
• 業務効率化・DX（デジタル・トランスフォーメーション）・IT導入について, ブログ

システムを使って効率化できる業務に、定型的な作業があります。その一例として挙げられるのが、請求書の作成業務です。

弊社の支援先では、請求書の作成業務のためにシステムを開発し、請求書作成を効率化させることに成功しました。

支援先が抱えていた業務課題

こちらの支援先では、従来、顧客台帳を参照して手入力により請求書を作成・発行していました。これによるデメリットは、手入力による転記の労力がかかるだけでなく、記入ミスが発生する可能性があることです。また、締日の直前に発生した変更事項（請求金額の増減など）を適時に反映させることができずに、試算表の数値が信頼に足るものなのか不明な点がありました。

支援先へ行ったIT導入のご提案

しかし、顧客台帳をKINTONE上のデータベースに集約し、このデータとマネーフォワード社が提供するMF請求書機能と接続しました。これにより、手入力による面倒な作業を削減することができました。担当者は、KINTONEとMF請求書を連携させた結果、出力される請求書の内容が正しいか否かのみを確認すればよいだけになりました。

支援先が得られた結果

このように、従来あるシステムを連携することによって、本来、人間の手で入力する必要のない作業をシステムにまかせることができるようになっています。この結果、営業担当者の事務作業は減り、本来の営業活動にさく時間を増やすことが可能になりました。

KINTONEやマネーフォワードなど、従来からあるシステムを単に導入するだけならばコンサルタントは必要ないかもしれません。しかし、これら独立したシステムを連携させるには、システム開発に関する専門的な知識や経験が必要となります。また、ご依頼先企業の業務を正確に理解したうえでシステムの提案をするためには、経営管理についての専門的な知見も求められるのが現実です。弊社では、経験豊富なコンサルタントが、独立したシステムの連携により経営の効率化をご提案いたします。業務を効率化したいとお悩みの方は、ぜひ一度ご相談ください。